東京の焼肉店の傾向はセルフ形式に移行中

現在多くの東京の焼肉店がセルフ形式で肉を焼くお店となっています。この傾向は10年くらい前から増え始めており、今では店側が焼いてくれるケースはかなり少なく、ステーキ店の印象に近くなっています。最初はお客様も自分で肉を焼くことにためらいがあったかもしれませんが、まるでバーベキューのような楽しさがあったり、自分好みの焼き具合で食べられたりすることもあり、今ではこのセルフ形式が主流となっているようです。そのため、お店のテーブルには焼き場が設置してあり、お客様ごとに網を取り替えています。肉を焼く枚数が増えるとどうしても網がこげついたり、汚れたりしてきますが、その際にも笑顔で網交換をしてくれるのです。



同時にお客様が肉を焼くスタイルは調理人を削減できるので、人件費を抑えることにもつながっています。その結果、全体的なお値段が下がったり、値段が変わらない場合は使用する肉のグレードが上がったり、ときにはデザートやコーヒーなどのサービスが付いてきたりと内容が充実しているようです。東京の焼肉店の傾向は将来、日本の焼肉店がどうなっていくのかにつながっていくので、これからは高級な和牛をセルフ形式で焼いて楽しむ店が主流となるのでしょう。